Yoshihiko Tsumekawa
2023年5月1日2 分
こんにちわ、爪川です
私はトレーニングでもリコンディショニングでも、セッション中ではお客様の「主観」をよくお聞きします
今回の記事では「なぜ主観をよく聞くのか?」を書いていこうと思います
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結論から申し上げると、それは「選択した手段が目的を達成しているか確認する為」です
トレーニングの種目でもストレッチの種目でも、私は「どんな感覚ですか?」「どこが疲れますか?」「どこを使っている感じがしますか?」「どこが伸びていますか?」「どこが痛いですか?」といったことをよく聞きます
特にまだ当店でセッションを始めたばかりのお客様にはかなりの頻度で聞いています
どの種目を行っていただく時も、私の方では「この筋肉を使いたい」「この部位を伸ばしたい」といった目的があります
この目的が達成出来ているかどうかを確認するには、実は「お客様の主観の感覚」が非常に大事になります
例えば「ふくらはぎが硬い」のでそこを伸ばそうとストレッチをします
ですが実際にそのストレッチが「ふくらはぎを伸ばしている」かどうかは、最終的にはお客様がどう感じるかを聞かないとわかりません
もちろん私の目で見て「伸びていそう」ということはわかりますが、その確認には「お客様自身がふくらはぎが伸びているのを感じるか?」ことを聞く必要があります
「ふくらはぎのストレッチ」をしても、「膝裏」が伸びたり、「足裏」が伸びたりといったことはよく起こります
ですので「ふくらはぎを伸ばす!」ということが目的でり、その手段が「ふくらはぎのストレッチ」であれば、ストレッチが適切に目的を達成しているかどうかをその都度確認しています
この確認には常にお客様に「どうですか?」といった会話が必要であり、もし「ふくらはぎのストレッチ」をしても「ふくらはぎが伸びている感じがしない」というお答えになれば、それは何かしらを修正する必要があることを示唆します
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このように私はお客様と常に会話のキャッチボールをしながら、選択した手段によって目的が達成されているかを確認しています
以上、私がお客様の主観をよく聞く理由となります