Yoshihiko Tsumekawa

2021年3月26日3 分

足の指、地面についていますか?

自己紹介

こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です

私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

今回の記事はこちら↓

足の指、地面についていますか?

靴を履いた状態でこの文章を読まれている方は難しいですが、屋内にいるのであれば是非立っていただいてご自身の足の指が地面についているかどうかをチェックしてみてください

いわゆる浮き指(足の指が地面に接していない状態)になっていませんか?

日常生活ではあまり気にならないかもしれませんが、実はこの浮き指は身体に大きな影響を与えていきます

どの様に身体に影響を与えるのか?

大きく分けると2つあります

まず1つ目は踵重心になりやすいこと

そして2つ目がバランスをとりずらいこと

1つ目の「踵重心になりやすい」ですが、案外浮き指の方は気づかれていない場合が多いです

浮き指の方もそうでない方も、両足で立った状態で両足の指を反って地面から離してみてください

足の指を上げると少しだけ踵の方に重心が移動すると思います

つまり、浮き指があると常に踵側に重心がよりやすくなります

重心が踵側にあるということは、体重も踵側に掛かりやすくなります

本来であれば体重は立っている時は足の裏全体でバランスよく受け止め、歩く時は踵やつま先、足の内側や外側などの多くの場所で体重を支えるのが理想です

ですが、浮き指があると極端に言えば踵にしか体重を載せられないということになります

「踵にしか体重を載せられないと何がいけないのか?」

人間の体は動くことで脳から関節や筋肉、1つ1つの細胞の健康を保つ様になっています(動くことで血流を促し、栄養を体の隅々まで送って老廃物を回収します)

踵にしか体重を載せられないとつま先や足の前側はあまり使われません。ですので、使われない部位は弱くなったり必要な時にうまく使えなくなります

そして踵重心でいると踵より上の部位にも影響が出ます。例えば

膝を過伸展(伸ばしきる)させる

腰を反る、もしくは曲げる

猫背になる

頭の位置が胸より前側にくる

上記の様なことが、体全体のバランスを取るために起きる場合があります。これらの姿勢や動作が悪いわけではなく、先ほどの足の時と一緒で、「これらの姿勢や動作しか出来ない」「これら以外の動きが出来ない」という状態が身体にとっては好ましくありません

浮き指がある

踵重心になる

身体の中で酷使する部位、逆にあまり使わない部位が出てくる

体のバランスが崩れる

怪我や痛みに繋がる

このような流れが起きる可能性があります

「浮き指だけど何も痛みもないし怪我もない!」という方もいらっしゃると思います

「浮き指があれば必ず痛みや怪我に繋がる」というわけではありません

ただし、浮き指があればどこか他の部位でそれを庇っています

今はその庇っている場所が十分な働いてくれているので大丈夫かもしれしれません

ただ、ちょっとしたきっかけでその庇っている部分が使えなくなった時に、急に浮き指による悪影響が表面化する可能性もあります

ですので、ぜひ一度ご自身の足の指が地面についているか、確かめてみてください

明日は浮き指が身体に与える影響「バランスがとりずらくなる」をまとめ、浮き指対策のほぐしやストレッチ、足の指を動かすエクササイズをご紹介します

本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました

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