体幹が大事!でも具体的にどうゆうこと?

自己紹介
こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です
私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください
今回の内容はこちら↓
体幹が大事!でも具体的にどうゆうこと?
「体幹が弱い」
「体幹を鍛えるとパフォーマンスが上がる!」
「体幹を鍛えて腰痛改善!!」
少し前から「体幹」と言う言葉の社会的認知がかなり高まったと思います
これは健康のために運動をする機会にもなりますし、非常に好ましいことだと思います
では体幹を鍛えようと思ったら具体的にはどうすればいいのでしょうか?
いわゆる下の写真の様な腹筋運動をすればいいのか?

この腹筋運動でよければ、わざわざ「体幹」と言う言葉を使わなくてもいい気がします
「体幹」と言う言葉は実は非常に曖昧で、私たちの様な専門家の間では意見が分かれる場合が多いです
というのも、「どこが体幹か」というのでも考え方や身体の捉え方、実際の動作で変わってくるからです
例えば、骨盤から首の下までを体幹と考える人もいれば、それに肩甲骨を加える人もいますし、股関節を加える人もいます
さらに立った姿勢で動く場合は足も体幹に含めると言う考え方も出来ます
このように「体幹!」と言ってもみんながみんな同じ意見ではありません
ここまで読んでいただいた方はどんどん訳がわからなくなってくるかもしれませんが、一意見として私が考える体幹とその鍛え方をご紹介致します
私が考える体幹とは
私が考える体幹とは1つの固定した部位ではなく、「ある動きをしたときに動くべきでない箇所を安定させておく力、そしてその力が必要な箇所」と考えています
ちょっと何を言っているかわからないですね笑
具体例でご紹介いたします
椅子に座ってPC作業をしているとします。PCの右奥に水筒があって、それを取ろうとして右手を伸ばします
この時は右肩と右肩甲骨辺りが動きます
ですが、この右肩と右肩甲骨が動く前に、実は身体の中では無意識のうちにお腹・背中の筋肉、骨盤周りの筋肉などが「ギュッ!!」っと収縮して硬くなります
このように筋肉が収縮して硬くなるとその部位は安定します
この安定を作るというのは非常に大事で、身体のどこかで安定した支点を作らないと右肩と右肩甲骨を安定して自在に動かせにくくなります
このシチュエーションで言えば、動きの支点がお腹や背中・骨盤周り、実際に動くのが右肩や右肩甲骨と言う状態です
ですので、この場合の体幹はお腹や背中、骨盤周りと私は考えます
もし右肩や右肩甲骨を動かす時にお腹や背中・骨盤周りが安定しなければ、腰を反って無理に支点を作り出すなどの弊害が生まれます
以上の具体例をまとめると
「ある動きをしたときに動くべきでない箇所を安定させておく力、そしてその力が必要な箇所」
→「右手を伸ばそうとした時に、お腹や背中・骨盤周り(動くべきでない箇所)を安定させておく力」
となります
では、体幹を鍛えるにはどうすればいいのか?
これは次回の記事でご紹介したいと思います
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました