枠に囚われない危うさ "Think outside the box"

自己紹介
こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川です
私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください
現在、スクワットやしゃがむ動作での膝の痛みに関しての記事を連載中ですが、今日と明日はそれをお休みし、以前noteでまとめたものをこちらに書こうと思います
"Think outside the box"
Think outside the box
枠の外側を考えること
固定観念に囚われずに考えること
新しい視点から考えること
この英語のthink outsdie the boxというフレーズは、上記のように訳されることが多いです
このフレーズ自体はアメリカにいた時も日常レベルでよく聞く言葉でした。新しいものがどんどん生まれるアメリカならではなのかもしれません
今回のブログはこのフレーズに関しての自戒の意味も込めて書いています
Think outside the boxというフレーズは聞こえもいいですし、新しい考えに取り組むようなポジティブな印象を受けます
現に私も良い印象を持ちます
ただ、だからと言ってそれが常にいいわけでもなく、そして自分に必要なわけでもありません
仕事をしていく上で私がそれよりも大事で重要だなと思うことは
"Fill in the box"
これは直訳では”箱の中身を埋める”という意味ですが、解釈では”基本を習得する”であったり、”原理原則に従う”などと私は理解しています
この英語のフレーズ自体は私の言葉ではないのですが、私が仕事で行き詰まったときに偶然見つけた言葉で、今でも大事にしています
"Think outside the box"で新しい考えを試したりするのはいいが、"Fill in the box"、基本を習得しているのか?基本的な問題は全て解決したのか?
仕事などで行き詰まったときに、案外基本的なことや最初にやっておかなければいけないことが十分でない場合があります
そしてその基本的な事を解決したら、行き詰まっていたものがすんなりうまくいく場合が多いです
基礎が出来ていないのに応用や見栄えがするものを行っても、最初はいいかもしれませんがすぐに立ちいかなくなります
個人的考えとしては、私の仕事の場合は"Think outside the box"ではなく、"Fill in the box"の考えで基本に徹底すれば、10人いたら8-9人の方には満足いく結果が生まれる印象です
今はスマホとネットで手の平に全世界の情報が瞬時に手に入り、ある意味で"think outside the box"に触れる機会が多いですが、それでも"fill in the box"が基礎であり、基礎があっての応用だと考えています
という私も新しいことに流されがちですし、まだまだ基礎も納得いくレベルではありません
つい数日前も、基礎的なことがうまく行えずに自己嫌悪になったばかりです苦笑
ただ、それも「自分はまだまだだな」と思える機会だったと思っています
今回は自戒の念も込めて記事を書いてみました
最後までお読みいただきましてありがとうございました