股関節のつまり感 内旋制限への対処方法

自己紹介
こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川です
私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで代表をしており、一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください
前回のまとめ
前回ではスクワットでしゃがんだ時につまり感を感じる原因の1つに、「股関節の内旋」という動きに制限がある場合を書きました
それに合わせてご自身でも出来る股関節内旋のチェック方法も2つご紹介しました
前回の記事の最後にも書きましたが、今回は股関節内旋のチェックで制限があった場合の対処方法をご紹介したいと思います
股関節内旋制限への対処方法
股関節の内旋制限を引き起こす要因は多くあります
例えば、股関節周りの筋肉の硬さ、骨盤周りの硬さ、股関節の関節包という組織の硬さ、足首や膝の動きの制限、肋骨や背骨の動きの制限などなど、、、、
本来であれば身体の動きの専門家にチェックしてもらい、改善すべき要因を見つけてもらい、必要なケアやアプローチを行ってもらうのが最適です
ただし、ご自身でも対処出来る要因もそれらに対する対処方法もあるので、ここではそれらをご紹介致します
まずご自身で対処できる股関節内旋制限の要因は、股関節周りと骨盤周りの筋肉の硬さです
これらほぐすことにより、股関節内旋の動きを改善できる場合が多いです
では、股関節周りと骨盤周りと言っても、具体的にどこをほぐせばいいのか?
一人一人の身体は違いますので全員に当てはまるわけではないですが、硬くなっている場合が多い箇所として以下の5つが挙げられます
股関節の外側
お腹の外側
内もも
裏もも
お尻
この5つの部分をほぐしていきますが、ほぐす際はテニスボールやソフトボール、フォームローラーなどを利用すると手軽で便利です
以下に5つの箇所の簡単な説明とほぐし方のYouTube動画のURLを記載していきます
なお、動画内ではフォームローラーを使用して身体をほぐしています
1 股関節の外側
ここは非常に硬くなっている場合が多い箇所で、特にデスクワークが多い方は硬くなっています
酷い状態になるとその部分を叩きたくなるぐらい硬い・痛いという状態になります
詳しいほぐし方はこちらをクリックしてご覧ください
2 お腹の外側
1の股関節の外側が硬い場合は、身体の繋がりとしてお腹の外側が硬くなる場合が多いです
位置的には1の「股関節の外側」は骨盤の下、2の「お腹の外側」は骨盤の上と言った様に、骨盤を挟んで上下が硬くなるようなイメージです
詳しいほぐし方はこちらをクリックしてご覧ください
3 内もも
日常生活ではあまり触れない部分ということもあり、内ももの硬さがある方は多くいらっしゃいます
内ももは股関節から膝までつながっていますが、両方の付け根(股関節の付け根と膝の付け根)に硬さがある場合が多いです
詳しいほぐし方はこちらをクリックしてご覧ください
4 裏もも
裏ももが硬い場合も股関節の内旋制限を引き起こす場合があります
女性よりも男性の方が裏ももの硬さがよく見られる印象があります
詳しいほぐし方はこちらをクリックしてご覧ください
5 お尻
ここでのお尻は「お尻のほっぺ」とも言われる部分で、ズボンの後ろポケットがある部分と思ってください
ここの深い位置にある筋肉などの硬さがあると股関節の内旋制限に繋がる場合があります
詳しいほぐし方はこちらをクリックしてご覧ください
まとめ
今回はご自身で出来る股関節内旋制限への対処方法をご紹介しました
これらを試した後に前回行ったチェック方法で股関節の内旋制限を再チェックしたり、スクワットで深くしゃがんだりでつまり感の変化をチェックしてみてください
次回は股関節のつまり感の他の要因をご紹介したいと思います
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました