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腰や膝の痛みに非常に関わる股関節、でも股関節ってどこ?


こんちにわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川です


今回は腰や膝の痛みにも非常に関わってくる股関節について書いていこうと思います


ただし、ここでは「股関節を柔らかくして腰や膝の痛み改善させる方法!」というのものではなく、その前に股関節がどこにあるのか?という内容です


整体などに行って

「股関節を動かしましょう!」

「股関節が硬いですね!」


などの指摘を受けた方は多いかもしれません


現代のデスクワークが多い生活では股関節は硬くなりやすく、硬くなった股関節を庇って腰や膝に負担が集中してしまいます


ですので、このような場合は硬くて動かない股関節を改善する必要があります


それゆえに上記のような「股関節が硬い、股関節を動かそう!」という文言が出てきます


ではここで質問ですが、「股関節を動かそう!(ほぐそうでもいいですが)」と言われたときに、動かす場所は明確ですか?


もしくは、股関節はどこですか?と聞かれたときに「ここ!」と答えられますか?


例えば、肘や膝の場合はよりわかりやすいと思います


「あなたの膝に手を当ててください」と言われれば、ほとんどの方が膝に手を当てられると思います


ですが、股関節の場合はどうでしょうか?


はっきりと「ここ!」と指し示せる方は多くはないと思います


そのような股関節の位置がはっきりとわかっていない状態で、「股関節を動かしましょう!」と言われて、股関節を動かせるのでしょうか?


個人的な経験として、このような場合は股関節を動かすよりも腰や膝を動かしてしまう方の方が多いと思っています


関節というのは骨と骨のつなぎ目です


”股”関節というのは骨盤と太ももの骨(大腿骨)の間の関節です


股関節の下には太ももとスネの骨の間である膝関節があります


股関節の上には骨盤の中にある関節である仙腸関節や腰があります


股関節の位置の認識が曖昧だと、股関節を動かしているつもりが膝を動かしていたり、もしくは腰を動かしていたり、股関節を動かそうと思ってもしっくりこない(腑に落ちない)という感覚を持つ場合があります


この感覚はまさしくその通りで、聞いたことのない食べ物の味を表現しろと言われているような物で、知らないから出来ない・わからないのです


ですので、股関節を動かす必要がある場合、まずは股関節がどこにあるのか、その位置を正しく認識している必要があります


ここで私が行う股関節の見つけ方をご紹介しようと思います


私の場合はお腹の側面の骨盤に手を当ててもらいます(下の写真のように)



お腹の側面の骨盤とはちょうどベルトを止める部分の硬いところです


わかりにくい場合は、直接手をそこに当てて「ここです」という風に誘導します


その骨盤を触るときに指は地面の方を膝の方に向けておきます(気をつけ!の姿勢のような形です)


その手の形のまま、骨盤が手と手首の間辺りに当たるまで手を膝の方にずらしていきます


そうすると指に硬い部分が当たると思います


最初はその硬い部分が股関節だと思ってください


正確にはその硬い部分は太ももの骨の出っ張りで大転子(だいてんし)と呼ばれる部分ですが、そこを基準として股関節を動かす動作をするのが良いと思います


では、どのように意識してこの股関節を動かせば良いのか?


正直、股関節の位置を正しく認識しても、股間節を動かすというのは難しいので継続して練習することが必要です


言葉で説明するよりも動画で説明しながらの方がわかりやすいと思います


当店のYouTubeではエクササイズを紹介していますが、そのうちのデッドリフトというのは股関節を中心に動かすものです


この動きは股関節を動かすのには非常に良いと思います


あとはペルビックロックという動きもおすすめです


これは座りながら出来るので、仕事中でもふとしたときに行えます


動画の中でも股関節の位置に関して言及しているので、ぜひご参考にしてみてください!


今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました


PS:トレーニングやリハビリ、脳震盪のことなどで「これってどうゆうこと?」などの質問がありましたらコメント頂ければお答え致します!


このブログ以外にも以前の記事がnoteにもありますので、そちらもあわせてご覧ください!



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