親指を守る!ペットボトルの楽な開け方

こんにちわ、爪川です
今回は「ペットボトルの楽な開け方」についてご紹介したいと思います!
目次
1 親指を守りましょう
2 細かい動作のための指、力を入れるための指
3 ペットボトルの楽な開け方
親指を守る!ペットボトルの楽な開け方
1 親指を守りましょう

親指の付け根にはCM関節という関節があります
特に女性が多いのですが、この関節は加齢と共に痛めやすい関節の1つです
実はこの関節に負担をかけやすい動作の1つが「ペットボトルを開ける動作です」
特に下の写真のような開け方は親指に負担をかけやすくなります

実際に親指を痛めている方にとっては、この開け方だと親指に痛みが走るのではないでしょうか
ペットボトルの開け方1つですが、親指への負担を減らし簡単に開けることで親指の関節を守ることにつながります
2 細かい動作のための指、力を入れるための指
片手で5本、両手で10本ある指ですが、それぞれの指には役割があります
基本的には親指と人差し指は「力は必要ないけれども精密な作業が必要な時」に役立ちます

反対に中指、薬指、小指は「精密な作業ではなく、力が必要な時」に役立ちます

・親指と人差し指→細かい作業
ペンやお箸は親指と人差し指を使って使用します。こういった細かい作業は親指と人差し指を用いることで可能になります
・中指、薬指、小指→力がいる作業
重い袋を持ち上げる時、取っ手を握るのは手全体ですが力が入っているのは中指〜小指です。実際に親指と人差し指だけで持つのと、中指〜小指だけで持つのとを比較するとどちらが力が入るかはすぐにわかります
3 ペットボトルの楽な開け方
では、実際に親指に負担をかけず、楽にペットボトルを開けるにはどうすればいいのでしょうか?
いくつかやり方はありますが、1つの例としての動画は以下となります↓
①まずペットボトルの蓋は親指と人差し指ではなく、薬指〜小指と手のひらで持ちます
②薬指〜小指をペットボトルの蓋に巻き付けるようにし、拳を握るイメージで蓋を握ります
③もう一方の手でペットボトル本体を掴みます

④ペットボトルを胸の前にかかげ、脇は少し開けておきます
⑤そこから雑巾を絞るイメージで脇をしめつつペットボトルを前に押し出します
(脇を絞めるだけでも力が伝わって蓋が開く場合が多いです)
上記のようなやり方でペットボトルの蓋を開けると、親指の関節に負担をかけることなく肩甲骨周りや背中といった大きい筋肉でペットボトルの蓋を開けることが可能です
身体の使い方1つでご自身のお身体は良くもなったり悪くもなったりします
もしお体のことでお困りのことがあればいつでもご相談ください