身体の調子をチェックする

自己紹介
こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です
私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください
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身体の調子をチェックする
会社員の方であれば健康診断が毎年あると思います
そこでは血液検査や胃カメラ、医師による診察が行われると思います
もしこれらの検査で何かの問題が見つかれば精密な検査が行われます
ですので、最初の検査は何か悪いことが起きていないか、その兆候をチェックするために行われる面もあります
実はこのような検査、ご自宅でも毎日可能です
勿体ぶった言い方ですが、それは例えば体温を測る、血圧を測る、心拍数を測る
これらも十分な検査です
それらを毎日計測していき、ある日突然もしくは徐々に変化があれば、それは何かの兆候を示しているのかもしれません(毎日血圧を計測していれば、健康診断で「血圧が高いです」と言われる前にご自身の血圧が高くなってきていることに気づけますし)
体温、血圧、心拍数、あとは酸素飽和度(SpO2)も計測するのはいいと思います
最近ではスマートウォッチでも酸素飽和度が計測できる機種があります
酸素飽和度(さんそほうわど)とは血液中にあるヘモグロビン(酸素を運ぶタンパク質)にどの程度酸素が溶け込んでいるかを示す指標です
酸素飽和度を計測する機械(パルスオキシメーターと言います)はインターネットで手軽に手に入りますし、使い方も簡単ですのでご家庭でも毎日使えます(パルスオキシメーターのアフィリエイトリンクを貼っています。当店でもこのメーカーを使用しています)
血圧、心拍数、体温、酸素飽和度
そしてこれら以外にも身体の調子をチェックするのに適したものがあります
それは身体の動き、尿、そして便です
今日はこの中でも「身体の動き」がどう「身体の調子」を見るのに役立つかをまとめたいと思います
まず、「身体の動き」も体温や血圧などと同じで毎日継続することで多少の違いがわかりやすくなります
これは例えば毎日10回スクワットをする方がいたとします
ある日スクワットをしたら「膝がゴリゴリ鳴る」ようになったら、もしかしたら軟骨がすり減ってきているのかもしれません。もしくは単純に膝のお皿周りが前日の仕事で硬くなっているだけかもしれません
ストレッチやマッサージなどでその「膝のゴリゴリ」が無くなれば大したことではない可能性が高いですが、何をしても治らないのであれば早めに身体の専門家に診てもらう方がいいかもしれません。時には整形外科でレントゲンを撮ってもらう必要もあるかもしれません
これらは毎日スクワットをやっていて、「膝のゴリゴリ」という通常ではなかった異常に気づいたからこそ行動できます
もしスクワットを時たまにしかやらない人がスクワットをやって「膝がゴリゴリ」鳴ったとしても、その「ゴリゴリ」がその人にとって通常なのか異常なのかはその場ではご自身だけでは判断しにくいです(身体の専門家が診ればわかりますが)
早く気づいたからこそ早い対処が可能で、大事にならないうちに異常の解決が可能です(早期発見、早期治療。この辺りは内科系の病気も整形外科的な怪我も同じですね)
これは別にスクワットでなくとも、洗顔時に腰をかがめた際の身体の感じ(腰の突っ張り感やもも裏の突っ張り感)、シャワー中に髪を洗う時の肩の上がり具合、通勤で階段を登る時の呼吸の上がり具合など、どんな身体の動きにも応用できます
特に毎日同じ動きをして、「いつもと違う」「違和感がある」という気づきを発見できれば、それに対処できます
「身体の動き」と言っていますが、これは「トレーニング」とも言えます
トレーニングで毎回スクワットを30回出来たのに、今日は出来なかった
それは疲れが溜まっているのかもしれませんし、栄養が足りていないのかもしれません、さらにはメンタル的なリフレッシュが必要かもしれません
前は出来たことが今も出来ている、もしくは良くなっているのであればベストです
ただ、前に出来たことが出来なくなっているのであれば、それは何かしらの異常の兆候かもしれません
このようにトレーニング(身体を動かす事)で自分自身の身体の調子をチェックすることが出来ます
「自分の身体の異変ぐらいトレーニングしなくてもすぐにわかるよ」と仰る方もいらっしゃいますが、案外身体を動かしてみないと気づかないことも多いです
特に「コロナ禍で体力が落ちているのに気づかずに、久しぶりに運動をしたら全く動けなかった」と言う話は思った以上に聞きます
トレーニングにも筋力アップなどの色々な効果やメリットがありますが、ご自身の身体のチェックとしての役割も果たせます
明日は「尿」を使ってどのようにご自身の体の調子をチェックするかをご紹介します
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました