肩甲骨周りの筋肉と拮抗筋
更新日:2022年11月29日

肩甲骨周りの筋肉と拮抗筋
よりわかりやすい記事を下記のサイトで書き直しました🖋
こちらも併せてご覧下さい🙇♂️
https://www.kaibo.srctokyo.com/muscles-around-scapula-agonist-antagonist/
肩関節は動きの自由度が高い関節です
肩関節を動かす時は必ず肩甲骨や鎖骨も一緒に動き、その複合的な動きが肩関節の自由度を保つ要因の1つです
そして肩甲骨の動きは肩甲骨周囲の筋肉によって制御されますが、今回の記事ではその動きの拮抗関係になる筋肉をまとめてみました
挙上vs下制 挙上:肩甲挙筋、僧帽筋上部
下制:僧帽筋下部、広背筋、鎖骨下筋
外転vs内転 外転:前鋸筋上部、前鋸筋中部、小胸筋 内転:僧帽筋中部、菱形筋、僧帽筋中部
前傾vs後傾 前傾:小胸筋、烏口腕筋、肩甲挙筋、僧帽筋上部
後傾:前鋸筋下部、僧帽筋下部
上方回旋vs下方回旋
上方回旋:前鋸筋中部、前鋸筋下部
下方回旋:菱形筋、肩甲挙筋、広背筋
外旋vs内旋
外旋:前鋸筋、僧帽筋中部、僧帽筋下部、菱形筋
内旋:小胸筋、僧帽筋上部
大まかにはこのような感じかと思います
ただ臨床では違う場合もあるので、知識としてはもっておいて目の前の人の状態はどうなのかをチェック出来ると良いのかと思います
参照資料
・ネッター解剖学アトラス原書第5版