Single Leg Up Down テスト:体重支持指数(WBI)との関係


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こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です


私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳振盪リハビリを行っております

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本日の記事はこちら↓


Single Leg Up Down テスト:体重支持指数(WBI)との関係


前回と前々回では立ち上がりテストについて書いてきました(前回のブログ前々回のブログ


今回はそれに似たテストであるSingle Leg Up Down (SLUD)テストについてご紹介します



このテストの行い方は立ち上がりテストとほぼ同様です


ただし、立ち上がりテストでは「椅子から立ち上がることが出来るか」という点をチェックしていましたが、このSLUDテストでは「椅子から立ち上がった後に、その椅子にゆっくり座れるか」ということもチェックします


「ゆっくり座れるか」というのは言葉にすると簡単ですが、このテストでは片足で立ち上がり片足でゆっくり座ります


ですので、思っているよりも難易度は高くなります


トレーニング種目で片足スクワットや片足ボックススクワットなどをご存知の方は、その動きをイメージしていただければいいと思います


さて、上記の文献ではSLUDテストと体重支持指数(WBI)の関係について研究しています


WBIとは前回の投稿でもご紹介しましたが、膝関節を伸ばす筋力に対しての体重比です


つまり、WBIが高いと膝関節を伸ばす筋力が体重に比較して高いことを意味します


膝周りの怪我や手術の後は膝関節を伸ばす筋力が低下してしまい、そのままの状態でスポーツや日常生活に戻るとさらなる怪我につながる恐れがあります


ですので膝関節を伸ばす筋力を強化し、WBIの数値を上げる必要があります


スポーツを行うにはWBIが1.00以上必要と言われています(以前の文献では100となっていますが、今回の文献では単位の違いで1.00とされています)


この研究では10, 20, 30, 40cmの椅子からSLUDテストを行い、その出来と下肢筋力測定器にてWBIの数値を計算し、SLUDテストとWBIの数値の関係性を探っています


ちなみにこの研究の被験者は中学男子野球選手、合計202名です


研究対象者が男子中学生なのでこの結果をそのまま成人や女性に当てはめるのは難しいですが、それでも1つの参考にはなるかと思います


さて、気になる結果は以下のとおりです

(参照文献より抜粋)


スポーツを行うのに必要と言われるWBIの数値1.00を超えるには、SLUDテストでは20cmの椅子から立ち上がってゆっくりと座る必要があることがわかります


逆に30cmや40cmの椅子ではWBIは1.00には届いていないこともわかります


ただ、ここでは10cmと20cmの間に大きな差はなく、SLUDテストに関しては20cmをパスすれば10cmをやる必要がないかもしれません


SLUDテストでは立ち上がりテストとは違い、ゆっくりと座る必要があります


このような動作は立ち上がるよりも難易度が高く、単に筋力があるから出来るとも言い難いのかと思います(これは個人の感想ですが)


このような筋力だけでなくテクニックなどが必要な面も、10cmと20cmの間ではWBIの数値に大きな差がないことにつながったのかもしれません


まとめ


今回は立ち上がりテストに似たSLUDテストをご紹介しました


どちらものテストも膝の怪我をしている・していないにかかわらず、WBIや純粋な下肢の筋力・コントロールを定期的にチェックする目的などにも適しているかなと思います


ご家庭で試すことも出来る簡易的なテストなので、ご自身の身体をチェックするという意味でも試してみるのはいいかもしれません


本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました


参照文献


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