Yoshihiko Tsumekawa

2021年8月8日3 分

スクワットやデットリフト中の股関節のつまり改善

最終更新: 2022年11月19日

自己紹介

こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です

私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳振盪リハビリを行っております
 

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

本日の記事はこちら↓

スクワットやデットリフト中の股関節のつまり改善

目次

はじめに

3つの原因

対策

はじめに

スクワットやデットリフトというトレーニング種目では股関節を大きく曲げたり伸ばしたりする必要があります

この股関節を大きく曲げる際に、股関節の前面に「つまり感」や「違和感」を感じる場合があります

今回の記事ではこのつまり感や違和感の原因や対処方法をご紹介したいと多います

つまり感の3つの原因

1 構造的な原因

まず1つ目に考えられるのは股関節の構造上の問題によってつまり感が発生していることです

構造上の問題とは、股関節周囲に余計な骨の出っ張りがあったり、通常よりも骨のサイズが大きかったりすることで、股関節がうまく適合していない状態です

この構造上の問題がある場合は、股関節インピンジメントやFAIと呼ばれたりしています

2 技術的な原因

スクワットやデットリフトを行うスキル(技術)が十分でない場合も、股関節前面につまり感や違和感が発生する場合があります

どちらのトレーニングを行う際も、股関節は曲げるだけでなく「外旋(がいせん)」という力を股関節は発生させる必要があります

この外旋をうまく行えない、うまく力を発揮できない場合は、股関節が腹部に当たることでつまり感につながる場合があります

3 軟部組織的な原因

軟部組織(なんぶそしき)とは筋肉や腱、関節包(かんせつほう)、靭帯、ファッシャ組織などを統括して呼ぶ呼称です

(※ファッシャ組織とは日本語では筋膜と訳される場合もありますが、本来の意味では筋膜(筋外膜、筋周膜、筋内膜)以外の組織も含まれており、立体網目状構造の組織です)

軟部組織が原因の場合とは、股関節周囲の軟部組織の伸張性や緊張のバランスが悪くなり、股関節の正常な動きが妨げられている状態です

人の身体のどの関節も、適切に動くためには周囲の軟部組織が正常に機能していなければなりません

この軟部組織が、例えば以前の怪我や不活動(デスクワークで座りっぱなしなど)で緊張が強い場合、その周辺の関節の適切な運動を妨げます

対策

構造的な問題は最終的には外科手術によって余分な骨を取り除く以外に骨自体を改善する方法はありません

ただし、この余分な骨が出来てしまった原因は股関節周辺の軟部組織障害にある場合もあるので、すぐに手術というわけではなく、リハビリやケア・トレーニングなどで股関節周囲の軟部組織を適切なバランスに戻すことが優先されます

技術的な問題はその名の通りで技術を改善すれば、すぐに良くなります

最近ではトレーニングの解説動画も多くなってきたのでそちらを参考にするのもいいですし、当店のセッションでも修正可能です

軟部組織的な問題は股関節周囲の組織のバランスを改善する必要があります

当店のYouTubeチャンネルでもその様子をご紹介していますので、ぜひご覧ください

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