Yoshihiko Tsumekawa

2021年8月10日3 分

リハビリ・トレーニングの質vs量

自己紹介

こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です

私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳振盪リハビリを行っております
 

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

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リハビリ・トレーニングの質vs量

リハビリでもトレーニングでも、動きの質(フォーム)というのには非常に重要です

それは教える側もクライアント側もわかっていると思います

質の悪い(フォームが悪い)動きを続けると怪我につながる恐れがあります

ですので、基本的には量より質が大事です

ただし、常に量より質が大事というわけでもなく、使い分けが大事だと私は考えています

例えば、まだスクワットのフォームの質が十分でないクライアントから「家でもスクワットをやった方がいいか?」と聞かれた際はどうすべきでしょうか?

このクライアントは週に1回しかリハビリ(もしくはトレーニング)で会うことはなく、家ではあまり動くことはないとします

質が十分でないスクワットを家でやってもあまり効果がなかったり、逆に悪いフォームを覚えてしまう可能性もあるから、スクワットはしなくてもいいと伝えるのか?

それともせっかく家でも運動をするという気持ちが芽生えたのであれば、質がまだ満足いく程でなくとも多少なりともスクワットを行う様に促したほうがいいのか?

もちろん、回答はこの2つだけでなく

・質が担保できないスクワットではなく、質が十分に高い他の運動をしてもらうように促す

・質が悪いなりにも量を制限するなどしてスクワットを行う

・YouTubeなどで参考動画を見てもらいながらスクワットを行う

などもあると思います

またクライアントの身体の状態でも回答は変わってくると思います

例えば何かしらの怪我のリハビリ中で怪我をした部分の耐久性がまだ低い場合、質の悪いスクワットをすれば量が少なくても怪我が悪化する可能性があれば、家で行うのはやめたほうがいいかもしれません

逆に、質の悪いスクワットを多めにやったとしても、その負荷よりもクライアントの身体の耐久性が上回っており、且つリカバリーも適切に行われれば、例え質の悪いスクワットであったとしてもやる意味は出てくるかもしれません(絶対的な運動量も増えますし、クライアントのモチベーション維持にもなります)

リハビリもトレーニングも基本的には高い質で適切な量を行うのが最も高い効果を期待できます

ですが、時と場合によっては質が担保できなくても量を行っても大丈夫な時(行うべき時)もあります

質と量のバランス

あくまで基本は質を重視すべきですが、時には質を確保できなくても量を行って大丈夫な時もあると考えています

それがいつなのか?どんなクライアントならば大丈夫なのか?

これらは個人の経験やクライアントの状態によって変わってくるので絶対的な基準はありません

ただ、私の場合は質を重視した時のメリットとデメリット、量を重視した時のメリットとデメリット、このどちらも考えてどうするかを決めています

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました

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