Yoshihiko Tsumekawa

2021年4月14日3 分

痛みの箇所が痛みの原因とは限らない!?

自己紹介

こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です

私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
 

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

より専門的な内容やスポーツ中の脳震盪に関してのことはこちらのnoteにて記事を書いていますので、そちらもご覧ください

今回の記事はこちら↓

痛みの箇所が痛みの原因とは限らない!?

「痛みの箇所が痛みの原因とは限らない」

これだけ言われてもちょっと何言ってるかわからないですね笑

わかりやすくこの文章を分解して考えようと思います

まず、「痛みの箇所」とは

これは非常にシンプルで「ご自身が痛みを感じる部位」です

膝が痛いなら膝、腰が痛いなら腰、肩が痛いなら肩となります

そして、「痛みの原因」とは

これは「ご自身が痛みを感じる部位」とは限りません

例えば膝が痛いのであれば、それは足首や股関節の硬さ、身体の使い方、左右のバランスの悪さなどで「膝に過剰に負担がかかる状態になっている」ことが原因の場合があります

腰や肩の痛みも長時間同じ姿勢でいること、肩甲骨や肋骨の動きが低下したことなどが原因の場合もあります

もちろん昔の怪我をそのままにしていて身体のバランスが悪くなったことが痛みの原因になることも頻繁にあります

ですので、「痛みの箇所」は1つでも「痛みの原因」は多岐に及ぶ場合があります(というかほとんどの場合がそうです)

それゆえ、「痛みの箇所が痛みの原因とは限らない」と表現されます

この考えは違う表現でも良く表され、例えば「痛みの箇所は被害者、痛みの原因は加害者」とも言われます

では、痛みがあった場合、どこが痛みの原因なのでしょうか?

これの答えは

「人によって異なる」

という何ともあっけない回答になってしまいます

「この場合はこう!」「あの場合はそれ!」などと言えれば簡単なのですが、同じ顔の人がいない様に同じ怪我や痛みもなく、その人の食習慣や運動習慣、生活習慣なども関係しているので、「この痛みの原因は常にこれ!」というものはありません

では、痛みの原因を探るにはどうすればいいのでしょうか?

正直、ここは身体に関してのプロに任せるべきと思います

腕のいいプロであればより精確に痛みの原因を特定して改善できますし、ご自身で闇雲に何か対処するよりも圧倒的に時間は節約できます

もちろん、「痛みの箇所」も被害者なのでその箇所の修復を促したり、痛み自体を下げる様に取り組むのも必要ですが、それと同時進行で「痛みの原因」を改善する取り組みも大事になってきます

まとめ

「痛みの箇所」と「痛みの原因」は多くの場合で異なり、それぞれの箇所に必要な取り組み(例えば治療なりトレーニングなりリハビリなり)を行うことが、痛みの改善・再発予防、如いてはお客様の生活の質の向上に繋がります

「痛みの箇所が痛みの原因とは限らない」

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました

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