Yoshihiko Tsumekawa

2021年3月30日3 分

肩甲骨の動きを感じよう! パート1

自己紹介

こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です

私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
 

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

今回の記事はこちら↓

肩甲骨の動きを感じよう! パート1

健康志向の高まりや運動をする方の増加で、肩甲骨という言葉はここ20年程度でかなり広まった気がします

ただ、肩甲骨という言葉は知っていてもそれをご自身で動かす感覚はありますか?

肩甲骨というのはある意味で肋骨に浮いている様な状態なので、非常に動きやすい構造です

そして動きやすい分、特に「肩甲骨の動き」を意識しなくても自然と動いてくれます

ただし動きやすい反面、肩甲骨の動きが制限された場合、肩や肘、手首の痛みや怪我に繋がる場合が多いです

そして肩甲骨の動きが制限された場合、「意識的に」肩甲骨を動かす必要があります

ですが、今まで肩甲骨を「意識的に」動かす、肩甲骨の動きを感じながら動かすということはやっていなかった分、ここを難しく感じる方が多いです

ですので、今回からのシリーズで肩甲骨の動きをまとめていこうと思います

このシリーズで頭の中で肩甲骨の動きをイメージ出来るようになると、実際に動かしていく際もやりやすくなります

第一回目は内転(ないてん)について

肩甲骨の内転

肩甲骨の内転とは、背中から肩甲骨をみた場合に肩甲骨が背骨に近く動きを言います

この写真は後ろから見た時の肩甲骨の位置です

青い矢印がついている方の肩甲骨が背骨による動きが内転(ないてん)です

この図でも右の肩甲骨が内転した場合の位置が描かれています

ちなみに背骨から離れる様に動くことを外転(がいてん)といいます

猫背やデスクワークでは肩甲骨は外転の方向に引っ張られることが多く、内転が不足しがちなのでここでは内転の説明を多くしていきます

「内転とは肩甲骨を背骨に寄せること」とここでは理解していただければOKです

では、実際に行う場合はどうすればいいのか?

下記の動画内の動きは全て肩甲骨の内転を含んでいます。動画を参考に、肩甲骨の内転を「意識的に感じながら」行ってみてください

① 肩甲骨寄せ

② パッキング

③ Tエクササイズ

①〜③は難易度順になっています。①がやさしく、③が難しいです

「肩甲骨を内転させようとしているけれどもうまくいかない」

「肩甲骨を寄せている感覚がわからない」

という場合は、肩甲骨周りの硬さによって内転がやりにくくなっているかもしれません

その様場合は以下のほぐしやストレッチなどを試してみてください

ほぐし

① テニスボール 胸のほぐし

② フォームローラー 肩甲骨外側のほぐし

ストレッチ

① 肩のストレッチ

② チェストオープナー

如何でしたか?

「肩甲骨の内転を感じられた!」という方は、継続することで身体がその動きを覚えてくれます。ぜひ続けてみてください

「わからなかった!」という方は、日を改めてやってみる、ご紹介した動画内のエクササイズなどを行う順番を変えてみるなどしてみてください。それでも不明!という方はコメントなど頂ければお答えできます

今回は以上となります

次回は肩甲骨の上方回旋(じょうほうかいせん)という動きをご紹介します

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました

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