Yoshihiko Tsumekawa

2021年6月11日4 分

トレーニングやリハビリからパフォーマンスアップへ

自己紹介

こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です

私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
 

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

本日の記事はこちら↓

トレーニングやリハビリからパフォーマンスアップへ

最近、当店をご利用いただくお客様の目的が

「ゴルフの飛距離をアップさせたい」

「ピアノをより力強く演奏したい」

「怪我からリハビリをしてバレエに復帰し、さらに身体の使い方も変えたい」

という様な、トレーニングやリハビリを行なってパフォーマンスアップに繋げたいというお客様に多くお越し頂いています

一見、ゴルフ・ピアノ・バレエと全く違う種類の動きに見えますが、実は基礎となる身体の動き方はさほど変わりません

例えばゴルフでアドレスを取る際に身体は前傾姿勢になりますが、このときは腰を曲げるのではなく股関節を曲げていきます

さらに下半身を安定させるために、股関節を曲げる時には膝を外側に押し出す様な力を加えます

この動きや力の入れ方を股関節の外旋といいます

股関節を外旋させるように力を入れるのは下肢を安定させるのに役立ちますが、この動き方はスクワットを行う際と全く同じです

スクワットを行う時も腰を曲げるのではなく股関節を曲げていき、さらに股関節を外旋させる力を入れます

そしてこの股関節の外旋というのはバレエの第1のポジション(ターンアウト)でも必要になってきます

第1のポジションとは「気を付け」の足の位置から左右の爪先を90度外側に向けた状態です

この姿勢ではつま先や膝を外側に回すというよりも、股関節を外側に回す(つまり股関節の外旋)ことが必要になってきます

ですので、スクワットでも必要な股関節の外旋が、ゴルフのアドレスでも必要になり、バレエの第1のポジションでも必要になります(もちろん股関節の外旋以外にも身体の使い方でトレーニングやゴルフ、バレエに共通する部分はあります)

では、ピアノの演奏ではどうでしょうか?

ピアノを力強く演奏するためには体幹から生み出した力を指先に伝えなければいけません

体幹からの力は肩甲骨→肩→肘→手首→指の順で伝わります

この連鎖のどこかで力が抜けてしまうと、指先に力が伝わりにくくなります

人の身体の構造として体幹や下肢からの力を手に伝えるには、胸は反り、肩甲骨は背骨に寄せ、脇を締める力を入れ、肘から先は手のひらが下を向く様にする必要がります

専門用語で言うと胸椎(胸郭)は伸展、肩甲骨には下制・内転・後傾になる様な力を入れ、肩は外旋する様に力を入れ、肘は回内するように力を入れる必要があります

この体幹から指先へ力を無駄なく伝える際に必要な身体の使い方(胸、肩甲骨、肩、肘)、これは腕立て伏せの時の身体の使い方と一緒になります

そしてこの胸を反ったり脇を閉めるなどの身体の使い方はゴルフのアドレスの時にも必要になります

腕立て伏せ・ゴルフ・ピアノと全く違う様に見えることでも、身体の動き方・使い方で言えばその共通点は多くあります

スクワット、腕立て伏せ、ゴルフ、ピアノ、バレエ

一見違う動きに見えても、基礎となる動作や身体の使い方は大きく変わりません

トレーニングやリハビリからパフォーマンスアップにつなげるには、スクワットや腕立て伏せ等を行なった際の身体の使い方を頭で理解し、身体の感覚として覚え、その身体の感覚をそれぞれの競技や動き(ゴルフやピアノ、バレエなど)に当てはめることが重要です

この「トレーニングやリハビリで養った身体の感覚を実際の競技や動きに移行する」と言うことが出来ると、パフォーマンスアップに繋がりやすいと考えています

本日は以上となります

最後までお読みいただきましてありがとうございました

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