Yoshihiko Tsumekawa

2021年4月26日3 分

筋力トレーニングは筋肉を強化する為だけにする?

自己紹介

こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です

私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
 

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

より専門的な内容やスポーツ中の脳震盪に関してのことはこちらのnoteにて記事を書いていますので、そちらもご覧ください

今回の記事はこちら↓

筋力トレーニングは筋肉を強化する為だけにする?

前回までの連載記事『運動はどれくらいすればいいの?』では、

「筋力トレーニングは1週間に2回が推奨されている」

と言うことを書きました

これは有酸素運動とは別に筋力トレーニングは週に2回行うべきと言う意味です

では「筋力トレーニングの目的は?」と聞かれた時に、みなさんはどう考えますか?

おそらく「筋肉の強化」というのが一番始めに浮かんでくることかと思います

たしかに筋力トレーニングによって筋肉の強化は可能ですし、わかりやすい結果の1つではあります

以前の記事でも書きましたが、定期的な運動をしなければ30歳を過ぎると10年毎に3-8%の筋力を失っていきます

その筋力を失うスピードは65歳を超えるとさらに早くなります

この筋力低下を防ぐ意味でも筋力トレーニングは非常に重要です

ただ、今回は筋力トレーニングの効果の中でも筋肉の強化以外の面を考えたいと思います

筋肉の強化以外での筋力トレーニングの効果は実は非常に多くあります

例えば骨密度の向上、結合組織の強化、血糖値のコントロールなどにも好ましい効果があります

特に女性では骨粗しょう症のリスクが高くなるので、筋力トレーニングによる骨密度低下の予防もしくは向上は非常に重要です

結合組織とは例えば靭帯や腱、ファッシャと呼ばれる身体を繋ぎ合わせている物質と考えてください

例えばアキレス腱はふくらはぎの筋肉と踵の骨を繋いでいます

筋肉と同じようにこの結合組織というのは使わなければ弱く脆くなったり、動きにくくなったりします

筋力トレーニングを行うことにより、この結合組織をより健康な状態に保つことが出来ます

そして血糖値をコントロールすることにも効果があります

運動が血糖値のコントロールに好影響を与えるのは以前の記事にも書きましたが、筋力トレーニングでも効果があります

血糖値が上がった時はインスリンを使ってその血糖値を下げる必要がありますが、運動や筋力トレーニングを行っている時はインスリンを使う必要が低くなります

インスリンを使う量が減れば糖尿病予防にも繋がります

これら以外にも筋力トレーニングの効果は多くあります

そしてその中でも私が筋力トレーニングの効果として非常に大切と考えているのが、バランス能力の向上です

ここで言うバランス能力の向上とは「重心の位置をブレないようにしながら動く能力」とも言えます

バランス能力・重心をブラさない能力というのは一般の方では転倒防止、アスリートではパフォーマンスや怪我予防にも繋がります

これに関しては説明なども細かくなるので明日の記事でまとめたいと思います

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました

参照資料

ACSM

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