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ショパール関節について


足部のショパール関節という関節があります

場所は足首を三等分すると、ちょうど後ろ側と真ん中の間ぐらいにあります


このショパール 関節は距踵舟関節(きょしょうしゅうかんせつ)と踵立方関節(しょうりっぽうかんせつ)という2つの関節を合わせてそう言われます。この2つの関節が1つの機能単位として動き、総じてショパール関節と言われています


機能単位とは、2つとも同じ様な機能を持つ(動き方や役割)を持つということです


ですが、ここではその関節を1つずつみていこうと思います

距踵舟関節は距骨と踵骨の前と真ん中の関節面と距骨と舟状骨との関節面を1つの関節包で覆っています


踵立方関節の関節包は踵骨と立方骨それぞれの関節面を覆っています。この関節包の真上を走行する二分靭帯と結合し、この靭帯が踵骨・立方骨・舟状骨を繋いでいます


この二分靭帯が踵骨・舟状骨・立方骨を繋いでいる為、距踵舟関節と踵立方関節の2つの関節が1つのショパール関節として機能すると言われているようです。また踵立方関節の関節包は外側踵立方靭帯とも結合しています。

関節面の形は舟状骨は距骨に対して凹、立方骨は踵骨とはより平坦な関節面を持っているようですが、はっきりとして凹凸はなさそうな印象です


動きとしては一方の関節がある動きをすれば、もう一つも同じ動きをします(例えば回内という動きをすれば、もう一方も回内という動きをします)


ただ、機能としては1つの関節ですが、関節包がそれぞれ別な為に、関節モビライゼーションなどを行うときはショパール関節としてではなく、それぞれ別の関節として動かす必要もあると思います




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