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乳糖不耐症とプロテイン


自己紹介


こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です


私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください


本日の記事はこちら↓


乳糖不耐症とプロテイン


乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)という言葉をご存知でしょうか?


これは乳製品に入っている乳糖という成分を消化出来ない状態を指します


乳糖不耐症の方が乳製品を摂取すると下痢や腹痛、お腹のゴロゴロ感などの症状が発生します


ただし幸い、乳糖不耐症による症状は軽いものが多いです


この乳糖不耐症の方の割合は、世界人口で75%にも及ぶそうで(参照資料)


つまり、「乳糖不耐症なのが逆に普通」という状態です


たしかにアメリカではLactose Free Milk(乳糖無しの牛乳)をウォルマートなどの小売店で見かけます


ちなみに乳糖不耐症と牛乳アレルギーは異なり、牛乳アレルギーはアレルギー反応なので腹痛や下痢に加え、呼吸困難やアナフィラキシー反応などにも繋がる場合があります


さて、このブログ記事の題名の「乳糖不耐症とプロテイン」ですが、現在の多くのコンビニなどで見かけるプロテインドリンクは乳製品を原料としています(もしプロテインドリンクを見る機会があれば成分表示を見てみてください)


乳製品が原料に入っているのでもちろん乳糖も含まれています


最近では「Soy入り」という表示があるものも見かけますが、これは大豆から抽出したタンパク質を含んでいることを意味します(大豆自体に乳糖は含まれませんが、あくまで「大豆入り」なだけであって「大豆のみ」ではありません)


また、プロテインパウダー(粉末状になっていてご自宅などで溶かした飲むプロテイン、ドリンクよりも安価)も最近ではスーパーなどでよく見かけます


プロテインパウダーにも色々な種類がありますが、乳製品を原料としているのは「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」という2つです


大豆を原料とした「ソイプロテイン」も成分表示を見ると乳製品が入っていたり、乳製品と同じ工程で製造している場合があるので、購入する前にチェックしてみてください


乳糖不耐症の方、また乳製品を摂取するとお腹の調子が悪くなる方は、プロテインを選ぶ際は注意が必要です


プロテインドリンクであれば、乳製品を使用せず且つ身近で手に入りやすい商品はなかなかないので、豆乳などを代わりに飲むのも良いと思います(豆乳はタンパク質が多く、乳糖も含まれていません)


プロテインパウダーであれば、乳製品の入っていない「ソイプロテイン」、えんどう豆由来の「ピープロテイン」、玄米由来の「ライスプロテイン」、麻の実由来の「ヘンププロテイン」など他の選択肢もあるので、味の好みに合わせて選べます


乳糖不耐症の方でもチーズやヨーグルトは問題ない方もいらっしゃるので、ご自身が乳糖不耐症と認識されていない場合もあります


さらに、ご自身が飲んでいるプロテインが乳製品由来だと知らずのまま召し上がっている方もいらっしゃいますので、乳糖不耐症の方、乳製品の摂取でお腹の調子が悪くなる方はぜひ次回プロテインを飲むときは成分表をチェックしてみてください


本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました


#乳糖不耐症

#乳糖 #チーズ #牛乳 #ヨーグルト #プロテイン #タンパク質



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