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浮き指でバランスがとりずらくなる!?


自己紹介


こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です


私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください

前回のまとめ


前回は浮き指による体への影響で「踵重心になりやすい」という点をまとめました


踵重心になるとつま先や足の前側部分は使われにくくなり、その機能が失われていきます


そうするといざその部位が必要になった時にうまく使えないということが起きます


さらに踵以外にも膝や腰、首などにも悪影響をもたらします


今回は浮き指が身体に与える影響の2つ目「バランスがとりずらくなる」をまとめたいと思います


浮き指でバランスがとりずらくなる!?


屋内にいて裸足もしくは靴下の方は片足で立ってみてください


片足で安定して立てますか?


どこか身体の一部分が過剰に張ってきたり、つりそうになったりしませんか?


片足立ちをバランスよく安定させて行うというのは日常生活でもスポーツでも非常に重要になります


歩く際は必ず片足で立つ時間がありますし、走る時は常に片足で身体を支えます(片足立ちの詳しいやり方はこちらの動画をご覧ください)


そんな大事な片足立ち、浮き指があると安定しません


両足で立つ時も片足で立つ時も、足の裏で身体を支える時は「踵、親指の付け根、小指の付け根」の3点で身体を支えます(カメラの3脚をイメージするとわかりやすいかもしれません)


「ん?、踵と親指の付け根と小指の付け根だけじゃ、足の指が入ってない!」と思われるかもしれません


確かにそうなのですが、足の指は安定性を保つのに補助的なサポートをします


補助的と言っても、これがあるとないとでは安定感が全く違いますし、そもそも浮き指だと重心が踵側に移動してしまいます


足の裏のメインで支えるのは踵、親指の付け根、小指の付け根の3点、それにプラスして補助的に支える足の指での5点の合計8点で身体を支えています


さらに非常に大事になってくるのは、立っている時に人の身体は一見動いてない様に見えても、実は微妙に動いているという点です(それを自覚出来る場合もあれば、そうでない場合もあります)


この微妙な動きの振れ幅が大きくなった時、バランスが崩れて倒れそうになります


この時に自然と足の指に「グッ!」と力を入れて倒れない様にしています


この「グッ!」と力を入れることは「踵、親指の付け根、小指の付け根」では出来ないことです


浮き指の方はこの倒れそうになった時に「グッ!」と指に力を入れることが難しくなります(指が地面に着いていないので当たり前ですが)


このように「片足でバランスがとりずらい」というのは、高齢者も含めて全ての方の転倒のリスクが高まりますし、ランニングやスポーツでもパフォーマンスを低下させる原因の1つです


※足の裏の体重の掛け方などは諸説あります。ここでご紹介したのは私の考え方ですので、他にも多様な考え方、捉え方があります。


浮き指対策


浮き指の原因はさまざまありますので、ここでご紹介するものだけやれば大丈夫!というわけではなりですが、一度試してみて頂く価値はあるものかと思っています


ここでは「ほぐす→ストレッチ→動かす」の3つをご紹介します


全て動画でご覧できますので、そちらでご確認ください


① ほぐす(動画はこちら)

フォームローラーを用いてスネの前側をほぐします。やりにくさはありますが、テニスボールやソフトボールでも代用は可能です


② ストレッチ(動画はこちら

スネの前側を伸ばしていきます。もしストレッチの最中に足首の後ろ側(アキレス腱辺り)につまり感や痛みがあれば、「ほぐす」をもう少し行ってみてください。それでも改善しない場合は身体の専門家の受診をお勧めいたします


③ 動かす(動画はこちら)

人の身体はほぐしたりストレッチするだけでは言うことを聞いてはくれるようにはなりません。しっかりと「自分で動かす!」ことを行う必要があります。動画の内容は最初は難しいですが、少しずつ慣れていくので是非試してみてください


まとめ


前回と今回で浮き指のことについてまとめました


浮き指は「踵重心」を引き起こし、さらに「バランスを取りづらくさせる」原因となります


ご自身が浮き指がわからない!と言う方は、今回ご紹介した「動かす」の動画をやってみていただいて、足の指を動かせるのか?と言うことをチェックすることをお勧めします


もしうまく動かせないのであれば、浮き指、もしくは浮き指に近い可能性があります


本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました



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