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肋骨動きますか?


自己紹介


こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です


私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております

このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください


今回の記事はこちら↓


肋骨動きますか?


唐突な質問ですが、ご自身の肋骨(ろっこつ)を動かすことが出来ますか?


仰向けになりご自身の胸の辺りに手の平を置き、大きく鼻から吸ってそれ以上に大きく口から息を吐いてみてください


ご自身の手の下で肋骨が動くのを感じられましたか?


本来であれば肋骨は呼吸をすることで動きます(正確には肋骨を動かす事で呼吸ができます)


もし、先ほど仰向けになって呼吸をした時に肋骨の動きを感じられなかった方は、①肋骨が動いていない、②肋骨が動いているがそれを感じられない、このどちらかだと思います


肋骨は全部で左右に12本ずつあり、先ほど動きを感じてもらったのは喉に近い肋骨の部分です


肋骨は喉に近い方から第1、下に行くにつれて第12と割り振られており、その動き方や構造の違いから1-6を上部肋骨、7-10を下部肋骨と言います(この分け方は諸説あります)


第11-12の肋骨は浮肋(ふろく)と呼ばれ、呼吸をした際に大きく動くわけではないのでここでは省きます(だからと言って重要でないというわけでもないですが)


今回は第1-6の上部肋骨についてまとめたいと思います


肋骨の間にはいくつか筋肉があり、代表的なのは外肋間筋(がいろっかんきん)と内肋間筋(ないろっかんきん)です


外肋間筋は息を吸う時に、内肋間筋は息を吐く時に主に働きます


これらの筋肉はいわゆる猫背のような姿勢や、横から見ると顔が前に突き出ている姿勢(頭位前方突出)だと縮こまるような状態になります


筋肉や周りの結合組織と呼ばれるものは、同じ姿勢にいるとその状態から動きづらくなります(猫背だと猫背ではない姿勢になりにくくなる)


ですので、猫背で胸が狭くなっているような状態だと肋骨の間も狭まり、肋骨の間の筋肉も縮こまってうまく働くことが出来ません


呼吸が浅いと感じられる方は横隔膜を使って呼吸が出来ていない場合が圧倒的に多いですが、それに加えてこの上部肋骨の動きも制限されている場合をよくみます


では、この上部肋骨の動きを改善するにはどうしたらいいのか?


ご自宅でご自身のみで出来ることを以下にまとめます


① ほぐす


・肋骨の間を指でほぐす

・鎖骨の下を指でほぐす

・肩甲骨の外側をフォームローラーほぐす


・胸を反るようにフォームローラーでほぐす


・胸をほぐす


② 動かす

・チェストオープナー


・パッキング


・脇のストレッチをしながら呼吸をする(鼻から大きく吸って口から大きく吐く)


・肩甲骨を寄せる


以上となります


猫背の方は肩や首、腰に負担がかかりやすく、それを改善するにはまずは呼吸から、肋骨の動きから行うことが私は多いです


もちろんお客様の状態によって変わりますが、上記のほぐしやエクササイズを試してみていただいて、少しでも変化があれば続けてみてください


本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました


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