自己紹介
こんにちわ、Calantスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です
私は東京都文京区白山のパーソナルジムCalantで一般の方からアスリートまでのパーソナルトレーニング/スポーツリハビリ/脳震盪リハビリを行っております
このブログを通して私の考えや役に立つ豆知識などを発信しておりますので、是非ご一読ください
今回の記事はこちら↓
肋骨動きますか? パート2
前回は肋骨の喉に近い方、上部肋骨(第1肋骨から第6肋骨)の動きについてまとめました
今回は下部肋骨(第7肋骨から第10肋骨)をまとめようと思います
実は上部肋骨より下部肋骨の方が動きが制限されている場合が多いです
では、ご自身の下部肋骨が動くかどうかをチェックしてみましょう
下の動画のように手を脇腹の少し上辺りに置いてください
その状態から大きく息を鼻から吸って、大きく口から吐く呼吸を2−3回行ってみてください
如何でしたか?
通常であれば息を吸った時に肋骨は広がり、息を吐いた時に肋骨は狭まります
あまり肋骨の動きを感じなかったという方、次は以下の要領で呼吸を行ってみてください
ポイントを「身体の中の息を吐き切る!」です!
鼻から息を吸うのは先ほどと同じですが、口から息を吐く際は「なるべく細く長く、限界まで吐ききってみてください」
この呼吸を再度3回ほど行います
吐き切ることで肋骨が狭まり、息を吸う時の肋骨の広がりが少しわかりやすくなる場合が多いです
最初は下部肋骨の動きはわかりにくいかもしれませんが、夜寝る前などに継続して行っていただくと次第にわかるようになってくると思います
そして「肋骨が動く感じがわかる!」という方は、次はお腹に力を入れる感覚を感じてみましょう
息を吐く時は自然とお腹の筋肉を使います
この時に主に使うお腹の筋肉は腰の部分のコルセットとしての機能もあるので、腰の安定性・体幹の安定性に非常に重要になります(私の経験では慢性腰痛の方は呼吸の際にお腹の筋肉をうまく使えない場合が非常に多いです)
お腹の筋肉を使うと言ってもやることは今までと変わりません
動画のように仰向けになり、鼻から吸って口から吐く呼吸を行います
この時に手は動画の位置よりも少し下、脇腹辺りに置いてください
息を吐く時も「細く長く」吐き、その時にお腹が硬くなっているかを手で感じながら行ってみてください
お腹が硬くなる位置も、お腹の真ん中よりも脇腹あたりが硬くなっている方が望ましいです
この時に硬くなる筋肉は深い場所にあるので、表面よりもお腹を深く触るイメージで手を置いておくとわかりやすいかもしれません
如何でしたか?
下部肋骨の動きをまとめると、
息を吸う時に下部肋骨は広がり
息を吐く時に下部肋骨は狭まる
そして息を吐く時は脇腹は硬くなる(お腹の筋肉を使う)
呼吸の際の肋骨の動きやお腹の筋肉の使い方は日常生活ではあまり気にしない箇所ですが、この部分が正しく機能していないと体幹が安定しない、左右のバランスが悪くなるなどの弊害が出てきます
前回の記事も含めて、一度ご自身の肋骨が呼吸の際に動くのか、試してみてください
今回の記事は文章だとわかりにくい部分もあると思うので、今後動画でもご紹介しようと思います
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました
#呼吸
#肋骨
#下部肋骨
#体幹
#腹筋 #腰痛