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肩甲骨(けんこうこつ)と肩の痛み!? 超初心者の為の肩甲骨講座


自己紹介


こんにちわ、CALANTスポーツリハビリ&パフォーマンスの爪川慶彦です


私は東京都文京区白山で一般の方からアスリートまでのスポーツリハビリ/パーソナルトレーニング/コンディショニング/脳振盪リハビリを行っております

本日の記事はこちら↓


肩甲骨(けんこうこつ)と肩の痛み!? 超初心者の為の肩甲骨講座


前々回の投稿では肩甲骨の位置や形、前回の投稿では肩甲骨の基本的な動きについてご紹介しました


今回の記事では肩の痛みとこれらの肩甲骨の位置や動きがどう関わっているのかをまとめていきます


肩の痛みの原因は多々ありますが、ここでは肩甲骨の位置や動きが関わってくるものに限定していきます


では、どのように肩甲骨の位置や動きが肩の痛みに関わってくるのでしょうか?


非常に端的に言ってしまうと、


肩甲骨が本来動くべき時に動かない時

肩甲骨が本来安定すべき時に安定しない時


この2つが大きく肩の痛みに関わってきます


これを少しわかりやすく書いてみます

 

今、聞き手を頭上に挙げてみてください


本来であれば手を上にあげれば肩も上にあがり、そして自然と肩甲骨も一緒に動きます


かなりシンプルになりますが、肩が痛い場合は手を挙げるときに肩は上がるけど肩甲骨は動かない状態になっている場合があります


そしてこれは手を頭上にあげるだけでなく、例えばエプロンを結ぶために腰に手を当てる動きや、洗髪をするために手を頭に掲げる動き、これらのような動きでも肩が動けば必ず肩甲骨も動きます


この様な場合が「肩甲骨が本来動くべき時に動かない」という意味です


そして「肩甲骨が本来安定すべき時にに安定しない」とは、例えば何か物を押す時は肩甲骨は肩の土台となるように固まる必要があります


この場合では肩甲骨は動くべきではなく、周りの筋肉などによって安定されるべきですが、その様な時に安定することが出来ない場合も肩への負担が増して痛みに繋がります


ただ、スポーツなどをしていなければ肩甲骨が動かないことで肩が痛くなる場合の方が多い印象です


ではどの様な肩甲骨の動きが動かなくなる場合が多いのでしょうか?


この動きを前回の投稿でご紹介した4組8つの動きに照らし合わせてみます


4組8つの動きとは以下の動きです


①上がる⇄下がる

②前に傾く⇄後ろに傾く

③広がる⇄狭まる

④上に回る⇄下に回る


この8つの動きの中で現代生活で特に制限がかかりやすくなるのは、


・後ろに傾く

・狭まる

・上に回る


この3つです


この3つの動きは、実は全て頭上に手を挙げる際に必要になってくる肩甲骨の動きです


頭上に手を挙げる動きというのは現代社会では頻度は少なく、逆にPCや事務作業などで猫背の様な姿勢になる機会が多いです


このような生活に体が慣れてしまうと、先程の3つの肩甲骨の動きは行いにくくなります


ただし、頭上に手をあげる動作自体は肩甲骨の動きが制限されていても肩を無理をして使うことで可能ですが、その分肩には負荷がかかります


つまり、肩甲骨が本来動くべきなのにそれが制限されるが故、肩を無理して使ってしまい肩への負担が増してしまいます


この「肩甲骨の動き低下→肩への負担増」という図式は、手を頭上に挙げる動きだけではなく、手を伸ばす動作など他の動作にも共通することです


では、制限がかかりやすい肩甲骨の3つの動き

・後ろに傾く

・狭まる

・上に回る


これはどの様に改善していけばいいのでしょうか?


ここを次回のブログでまとめたいと思います


本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました










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